副業案件・SESの面談はこう受ける|転職の面接との違い、自己紹介で言うべき4つ、落ちる理由の大半
副業で受託案件を取るときも、SESで客先の案件に入るときも、必ず通るのが「面談」です。転職の面接と似ているようで、見られているポイントがかなり違います。私は副業時代のクラウドソーシング・副業マッチング、そして法人化後のSESと、立場を変えながら面談を受けてきました。この記事では、副業案件でもSESでも通用する面談の考え方と準備をまとめます。

面談は「面接」ではなく「取引先の確認」
✅ 会社に長く貢献できるかが軸
✅ 複数回の選考が普通
✅ 「育てる前提」で判断される
✅ スキル・経験・稼働開始日・単価が軸
✅ 原則1回、長くて2回
✅ 「即戦力前提」で判断される
案件の面談で見られているのは、ひとことで言えば「この人に今すぐ任せて大丈夫か」です。志望動機や熱意より、何ができて、いつから、どのくらい稼働できて、単価はいくらか。この4点が噛み合えば通りますし、どれかが噛み合わなければ、どれだけ話が上手くても通りません。逆に言うと、準備すべきことは面接よりずっと少なく、はっきりしています。
面談の流れ(典型パターン)
エージェント・マッチングサービス・知人経由。案件概要(技術・期間・単価・場所・商流)を確認する
職務経歴書ではなく、技術・担当工程・期間を一覧にした「スキルシート」が基本。案件に合わせて並べ替える
自己紹介3〜5分 → 経歴の深掘り → 案件の説明 → 質疑 → 稼働開始日・条件の確認
早ければ当日〜数日。SESは「参画可否」、副業案件は「契約するか」の返事
業務委託契約(準委任が多い)。SESなら商流・精算幅・支払いサイトを確認してから

自己紹介で言うべき4つのこと
🛠️
何ができるか
技術と担当工程を具体的に
📅
いつから
稼働開始できる日
⏱️
どのくらい
週何日・月何時間
💴
いくらで
希望単価(エージェント経由なら事前に共有)
自己紹介は3分あれば十分です。経歴を時系列で全部話すのではなく、この案件に関係する経験だけを、直近から話します。「〇〇(技術)で△△(工程)を□年やっていて、直近では××をやっていました。この案件の〇〇の部分は、その経験がそのまま使えます」という形にすると、相手が判断しやすくなります。
- 稼働できる時間帯をはっきり言う(平日夜○時〜、土日○時間など)。副業案件は「本当に時間が取れるのか」がいちばん疑われる
- 副業でも「納期を守った実績」を1つ具体的に話せると強い
- 本業との利益相反がないこと(同業他社ではない、機密を持ち出さない)を先に言っておく
- 参画開始日と契約期間の希望を先に出す。「来月1日から」「まず3か月」など
- チームで動いた経験(レビュー・進捗報告・他部署との調整)を話す。技術より「現場で困らないか」を見られる
- 法人として契約する場合は、その旨と請求の流れ(自社→エージェント→エンド)を確認する
よく聞かれる質問と答え方
| 質問 | 意図 | 答え方のコツ |
|---|---|---|
| 直近の案件で何をしていましたか | 即戦力かどうか | 技術・工程・規模・自分の役割を30秒で。数字(人数・期間)を入れる |
| 〇〇(技術)の経験は | 要件との一致 | 年数だけでなく「何を作ったか」。未経験なら近い経験と学習状況を正直に |
| いつから稼働できますか | スケジュール | 具体的な日付で。副業なら曜日と時間帯も |
| 稼働率・時間はどのくらい | 工数の見積り | 週○日/月○時間。SESなら精算幅(140〜180hなど)の希望 |
| 単価の希望は | 予算との一致 | エージェント経由なら事前に伝えた額を確認するだけ。直接なら幅を持たせて |
| 何か質問はありますか | 関心と理解度 | 開発環境・チーム構成・レビュー体制・リモート可否を聞く。「特にありません」は避ける |

通らなかったときの典型パターン

❌ 稼働開始日・稼働時間が合わない
❌ 単価が予算と合わない
❌ 自己紹介が長く、何ができるか伝わらない
❌ 質問に対して「できます」しか言わず、具体例がない
✅ 稼働開始日・時間・単価を数字で言う
✅ できないことは「できない」と言い、近い経験を添える
✅ 逆質問で現場のことを聞く
✅ スキルシートを案件ごとに並べ替えている


面談前の準備チェックリスト
- 案件概要を読み込み、自分の経験と重なる部分に印をつける
- スキルシートを案件に合わせて並べ替える(直近・関連が上)
- 自己紹介3分の台本を作る(何が・いつから・どのくらい・いくらで)
- 逆質問を3つ用意する
- 稼働開始日・希望単価・契約期間を数字で決めておく
- オンラインなら回線・カメラ・背景を確認
スキルシートの並べ替えや単価の相場は、一人で悩むより、エンジニア専門のキャリアアドバイザーに見てもらうほうが早いこともあります。たとえばクラウドワークス テック
は週1日〜の副業案件も扱っていて、登録すると案件探しから相談できます。
単価交渉はするべき?私が「しない派」の理由
面談を通って契約が続くと、次に出てくるのが「更新のタイミングで単価を上げてもらうか」という話です。交渉して上がる人もいますが、私は4年間、単価交渉をしていません。

- 切り出す時期は契約更新の1〜2か月前。更新直前だと客先の予算が固まっている
- 相手はまずエージェントの担当者。客先への提示単価(マージン込み)とのバランスを一緒に考えてもらう
- 根拠は「任される範囲が増えた」「相場より低い」の2つが通りやすい。生活費の都合は根拠にならない
- 上がらなくても引きずらない。別案件の単価を上げるほうが早いこともある
案件はどこで探すか
副業案件とSES案件では、探す場所が少し違います。私は副業時代はクラウドソーシングと副業マッチングサービス、法人化後はSESのエージェントと以前からの取引先、という組み合わせでした。
| 副業案件 | SES・フリーランス案件 | |
|---|---|---|
| 探す場所 | クラウドソーシング、副業マッチングサービス | フリーランスエージェント、SES企業、知人紹介 |
| 契約 | 業務委託(請負・準委任) | 業務委託(準委任が主流)、法人契約も可 |
| 面談 | 30分程度、カジュアル | 30分〜1時間、スキルシート必須 |
| 単価の決まり方 | 案件ごと・成果物ごと | 月単価+精算幅 |
| 向いている人 | 本業がある人、まず実績を作りたい人 | フルタイムで稼働できる人、法人化した人 |
週1日〜の副業案件があり、フルリモート案件が9割以上。キャリアアドバイザーに案件探しを相談できます。
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も候補です。
まとめ
- 案件の面談は「面接」ではなく「今すぐ任せて大丈夫か」の確認。見られるのは何が・いつから・どのくらい・いくらで
- 自己紹介は3分。案件に関係する経験だけを直近から、数字を入れて
- 副業案件は稼働できる時間帯、SESは参画開始日と現場での動き方を先に出す
- 落ちる理由の大半は稼働・時期・単価の不一致か、伝わらなかっただけ。後者は準備で直せる
- スキルシートは案件ごとに並べ替える。逆質問を3つ用意する

