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📢 本記事は、税理士ドットコムで探したあと知人の事務所と契約し、顧問料月2万円弱で4年目になるゴウが、自分の経験と公開情報をもとに書いています。料金は事務所ごとに大きく違います。2026年9月時点の一般的な整理です。 一部にアフィリエイト広告(PR)を含みます。
「税理士に頼むと何をやってくれて、何は自分でやるのか」は、契約前にいちばん知りたいところです。月1〜2万円の顧問料で全部やってもらえると思っていると、契約後に「それは別料金です」と言われます。この記事では、顧問契約の型、月1〜2万円で頼める範囲、丸投げできないもの、税理士に頼むと楽になるものを、実際の分担をもとに整理します。

ゴウ
私の税理士は知人の事務所で、顧問料は
月2万円弱です。役員報酬の試算、インボイスの登録判断(2割特例→簡易課税)、創業融資の支援と面談の同席まで、お金の判断はほぼ相談しています。逆に、税理士に頼めない部分(請求書の発行や証憑の保管)は自分でやる前提です。

ゴウ
私の分担は、日々の登録(会計ソフトへの入力)は自分でやり、
3か月に1回の顧問面談で科目の相談やアドバイスをもらい、今後の予定を確認しています。決算・申告は税理士さんにお願いしています。
顧問契約の3つの型
🟢 自計化+チェック(月1〜2万円の中心)
自分で会計ソフトに入力し、税理士が月次でチェック・税務相談・決算
✅ 安い。数字を自分で把握できる
⚠️ 入力の手間は自分
👉 ひとり法人の多くはこれ
🔵 記帳代行つき(月2〜4万円〜)
領収書・通帳データを渡して記帳から任せる
✅ 手間がほぼゼロ
⚠️ 顧問料が上がる。数字の把握が遅れがち
👉 取引件数が多い人向け
🟠 決算のみ(年1回スポット)
日々の経理は自分、決算・申告だけ依頼
✅ 顧問料なし。決算料のみ
⚠️ 期中の相談ができない。役員報酬や共済の判断を一人で
👉 制度に慣れた人向け
顧問料の相場は「ひとり合同会社の税理士はどう探す?相場・探し方」に書きました。決算料は年商1,000万円前後の小さな法人で15〜25万円程度が一般的な目安とされ、顧問契約があると顧問料の数か月分相当で設定されることが多いです。
月1〜2万円の顧問料でやってもらえること・別料金になりやすいこと
| 項目 | 顧問料に含まれることが多い | 別料金になりやすい/要確認 |
|---|
| 記帳のチェック・修正 | ✅ | 記帳そのもの(記帳代行)は別 |
| 月次・四半期の試算表の確認 | ✅ | 毎月の面談を求めると別料金の事務所も |
| 税務相談(役員報酬・共済・インボイス) | ✅ | 融資・補助金の支援は別料金の場合あり |
| 決算・法人税等の申告 | 別途「決算料」 | 消費税申告が加わると加算されることも |
| 年末調整・法定調書・給与支払報告書 | 事務所による | 役員1人でも人数分の料金がかかる事務所あり |
| 償却資産税の申告 | 事務所による | 固定資産がなければ不要 |
| 税務調査の立会い | 別料金が多い | 日当制。契約書で確認 |
| 給与計算・社会保険の手続き | 税理士の範囲外のことが多い | 社労士の領域。算定基礎届などは自分でやる人も多い |
※契約書の「業務範囲」を見れば分かります。口頭の「だいたい含まれます」は避けて、項目ごとに確認してください。
税理士に丸投げできないもの
⚠️ これは自分の仕事
- 請求書の発行:売上の請求は自社の業務。インボイス番号入りのテンプレートを作っておく
- 領収書・請求書の保管:原始証憑の管理は経営者の責任。電子帳簿保存法に沿った保存方法(電子取引はデータのまま保存)も自分で
- 通帳・カードの明細の把握:入出金を追えるのは自分だけ。会計ソフトの口座連携で自動化する
- お金の判断そのもの:役員報酬をいくらにするか、共済に入るか、融資を受けるかは、税理士が試算してくれても決めるのは自分
- 期限の管理:役員報酬の決定(期首3か月)、届出の期限は、税理士が教えてくれても動くのは自分
税理士に頼むと圧倒的に楽になるもの
✅ 頼んで正解だったこと
- 役員報酬の試算:ゼロ・低額・中額で社保・法人税・所得税を並べてもらう。感覚で決めるより判断が早い
- インボイスの判断:登録するか、2割特例、簡易課税の届出のタイミング。数字を出してもらって決められる
- 創業融資の支援:計画書の数字の妥当性、必要書類、面談の同席
- 1期目の届出の期限管理:青色申告承認申請など、出し忘れると取り返しがつかないものを見てもらえる
- 「これは経費?」の相談:自宅・飲食・機材の線引きを、自分の会社の実態に合わせて
役員報酬の試算の中身は「役員報酬ゼロ・低額・中額の試算例」、インボイスの判断は「ひとり合同会社のインボイス対応」に書いています。
自計化のやり方:会計ソフト+口座連携
STEP 1
会計ソフトを決める
freee・マネーフォワード・弥生。税理士が使っているソフトに合わせると共有が楽
↓
↓
STEP 3
週1回、取込明細に勘定科目を付ける
売上・外注費・通信費・会議費…。迷ったものはメモを付けて税理士へ
↓
STEP 4
立替精算と請求書発行
個人で払った経費の精算(貯まったらまとめて)、翌月の請求書
↓
STEP 5
税理士がチェック(私は3か月に1回の顧問面談)
科目の修正、消費税区分の確認、試算表の共有
🧮 自計化に使う会計ソフト
私はfreeeを使っています。日々の入力を自分でやるなら、契約する税理士がどのソフトに慣れているかを先に聞いてから選ぶのが失敗しない順番です。3つとも無料で試せます。
私が使っているのはこちら
簿記の知識がなくても仕訳が進み、税理士とデータを共有しやすいのが理由です。
簿記に慣れている・税理士がマネーフォワード派
定番のクラウド会計です。
弥生シリーズに慣れている
法人向けのクラウド会計です。
税理士を替えるタイミング
替えるなら決算・申告が終わった直後が一番きれいです。期の途中で替えると、それまでの仕訳の引き継ぎと整合性の確認が面倒になります。売上が増えて消費税の課税事業者になった、融資や補助金を本格的に使いたい、レスポンスが遅い、といったときが見直しのサインです。
まとめ
📝 この記事のまとめ
- 月1〜2万円の顧問料は「自計化+税理士チェック」が中心。記帳代行つきは上がる
- 顧問料に含まれるのは記帳チェック・月次確認・税務相談。決算料は別、年末調整・税務調査立会いは事務所による
- 請求書の発行、証憑の保管、明細の把握、お金の判断、期限の管理は自分の仕事
- 頼んで楽になるのは役員報酬の試算、インボイスの判断、融資支援、1期目の届出の期限管理
- 替えるなら決算直後。契約時に業務範囲を項目ごとに確認する
ABOUT ME

本業を持ちながら副業(口コミサイトと受託開発)を12年育て、本業と並行して合同会社を設立。その後、法人に一本化しました。いまはSESを本業に、自社Webサービスと口コミサイトを運営しています。立ち上げ前に自分が不安だったこと・迷ったことを、実際にどうだったかと一緒に書いています。